GW遠征『トカラ列島 宝島 釣行編!!!』
え~今後、"宝島釣行"を目論んでいる方々へ。。
『こんな感じだったよ』って事を今回は書きます。
え~、あくまでワシ個人の見解なんで、
誰かにとって、一つの情報程度になれば、是幸いです。。
あと、グダグダ長々と書いてるんで
『うぉ!何てスタミナ記事だ!とても読破出来ねぇよ!』って方は
各自でベイルアウト(緊急脱出)もしくは、、
リレミト(迷宮脱出)して下さい。。
朝7時頃 民宿へチェックインし
朝食を済ませ、速攻でタックルを準備。
今回持ち込んだタックルは、、
右 オシア ブルーフィンツナ86+08ステラ10000PG
X8号+リーダー170Lb+シーハンター80号(バイトリーダー部)
左 フィッシャーマン ジャイアント86+08ステラ10000PG
X6号+リーダー150lb+Wライン仕様(バイトリーダー部)
ノットは左右とも、PRノット。
宝島はグーグルアースで見る限り
広大なシャローロングリーフではなく、地元喜界島の様な、
ひざ下までウェーディングしたら、その先はストンと落ちる様な地形と予測。う~む、行って違ってたら、どないしよう?
地元喜界は、ストンと落ちる様な地形が多い為、
磯の深みの最手前で釣りが可能。絶壁な磯場もない。
故にGT用の10ft前後クラスのロングロッドとか必要ない。
オフショアGTとショアGTが兼用出来るんで、
コスパ的にも助かる訳だ。
だから喜界島のGTアングラーは、8~8.6ftの人が多い。
よって、宝島と喜界島の磯は似てる?と判断し
地元で使用してるタックルを、そのまま持ってきた。
普段との違いと言ったら、やはりトカラでの釣行って事で
保険としていつもより、リーダーを長目に取った位。
小雨がパラつく中、宿から借りた軽トラで出発!
住民に聞き込みをして、向かった先が、宝島港。
前夜も島外から来てた釣り人が、ここで釣りをしてたそうだ!
ナイトGTをやってたのか?エサ釣りか?
車から降り、ドコに行こうか物色してると
別の釣り客達も、この港へ到着。どうやら餌師の様だ。
暫く会議をしてたが、どうやら別の場所へ行くそうだ。
少し話をしたが、奄美大島からの釣り客だった。
宝島港は黄色マル。
因みに赤マルは、トカラフェリーが入る港、前籠(まえごもり)港。
この時 北4~5m吹いてたんで、迷わず宝島港をチョイスした。
早速開始しようと、まずは堤防に行ってみた。
まだ何もしていないのに、気がもの凄く昂ぶる!
ヤル気スイッチの元、脳内ドーパミンがズビズバ出まくり!
『ついに来た!かの有名なトカラの堤防へ!』
何だかんだでGTフィッシング好きなんだなぁワシ。と、
さっさと釣り開始すりゃいいのに、感傷に浸ってみる。。
ハッキリ言って、ココにつっ立ってるだけで大満足である!
9割方、目的を果たしたと言っていい(笑)
足元を見ると魚が結構いる!
曇ってるが透明度も中々だ!ん~ 喜界も負けてないぞ!
て言うより、感覚的には地元にいる感じだ。。
早速キャストしたが、、
まさかの2投目で何かがバイト! が、アタックのみ!
その後、投げまくるが、、
周りは着水音にビビッたトビウオがハネまくるだけ!
そう言や、宿のオバちゃんが
『トカラ名物、堤防トビウオフィーバーは5月末位からよ』
って言ってたな。。
トカラ列島は、5月末から6月にかけて
黒潮に乗ったトビウオが、港内に産卵の為回遊してくる様で
この時期 島民総出で、トビウオ漁が始まるらしい。
そう!このトビウオを狙って、GTが港内に寄って来る!
島外からは、このGTを追って
多くのGTアングラーが、トカラに集結するのだ!
むぅ・・ そう言う意味ではワシ、来るの早過ぎた。。。
まぁええわ、対岸の磯へ行くか。
対岸の磯に渡る前に堤防を登り先まで行ってみたが・・?
あれ?まさかここの事か?
延長増設の痕跡が、この堤防にはあった。
潮の流れに影響あるかは置いといて
何ちゅうーか、とにかく変な作りの堤防だった。
対岸の磯に渡り、堤防の干渉しない所まで移動。
むぅぅ・・予測通り!地元喜界の磯場とほぼ同じだっ!
少し違うトコは、
喜界と同じ隆起珊瑚の島とは言え、花こう岩帯がある為
少し滑りやすく、一度だけ危ない目に遭った。
喜界は花こう岩帯がないわよ。
背後には、イマキラ岳がそびえる。
すぐ後ろに小高い山があるのは喜界にはない光景なんで
少し、不思議な感覚だった。。
ひざ下までウェーディングしながらゲーム再開したが
やはりロングロッドは必要ないと感じた。
瀬が落ち込んでるとは言え、沖には暗礁が点在するんで
ロングロッドのトルクでは、いささか不安を覚える。
ショアGTでは、強引な掛け引きも多々必要なんで
取り回しも良く、パワーもある86前後クラスで十分だ。
あとは、掛ける腕前がワシにあるかだ!(笑)
このエリアで2時間近くランガンしたが、
チェイス後のミスバイトが一発あっただけ!
やはり、腕前に問題があったか?(笑)
雨が少し強くなってきた上、
民宿で昼飯時間が迫ってるので、一端切り上げる。。
昼からのポイントを探る為、
民宿に戻りがてら、話に聞いてた"荒木崎灯台"へと向かう。
うぉい!荒木崎!グーグルで見た通り
マジで断崖ぢゃねーか!この野郎!
コレは無理だぞ!絶対ハブ出るって!!!!!?
あの崖の裏がポイントなの?!
看板には、崖下に釣り人の絵が書いてあるが
やっぱりココ釣りポイントなのか?どっかに道があるのか?
今回は一泊の上、時間にも制限があるんで
この危険極まりない"荒木崎"ポイントは、スルーした。。
そして、灯台から右下を見下ろすと・・・
イイ感じのショアが広がってた。
奥の山の向こう側にはもう一つ聞いてたポイント、、
"大間泊"と、"舞立"と言うポイントがあるらしい。
昼からはそこに向う事にした。
食事を早々に済ませ、後半戦のフィールドへやって来た!
この海岸線が"大間泊"か!とんでもなく広いぞ!
今回ワシが、一番来たかったエリアだ!
この時、完全に風裏だったんで、辺り一面ほぼ凪ぎ!
沖に浮かぶ岩山が、どうやら"舞立"と言うポイントらしい!
他では見なかったのに、ココでは目の前で漁船も操業してるぞ!
手前には、波止場の様な所が?
むぅ・・ こんな小規模な港?初めて見た・・
小型船一隻分が横付け出来る程度。マジでチャイチー。。
ここから出て、"舞立"周りを攻めてるのだろう。
今度は、この小港から"舞立"までをランガンする。
画像では近く見えるが、"舞立"の正面までは中々の距離だ。
この海岸線は、潜り・ダイビングのポイントでもあるらしいが
潮の流れがとても早いらしい。。
ランガンしながら、"舞立"前まで移動して行ったが
ここでもミスバイトで水柱が上がった!
水柱の規模からして、おそらく10kg前後程だろうか?
何なんだよ、もう!
そうこうしてる内に、"舞立"正面に到着!
"舞立"周辺は、トカラ列島の1級ポイントの一つにあたるらしい!
この周辺では、クエも狙えるそうだ!
見るからに潮も複雑に淀んでいた!
運のいい事に、これから干潮時間!
そこら中の磯最前線に立てるぜ!
ココでは数多くの外道のアタリ連発!(巨大ダツ多し!)
GT的反応がイマイチだったんで、
トッププラグからシンキングペンシルにチェンジ!
あ!チクショー!根掛かった!
『うぉい!速攻で根掛かりかよ!この野郎!』と、
ベールを返し、タンを吐こうとした瞬間!走りだすライン。。
ベールを戻し瞬間的に鬼フッキンをカマしたら、、
クソ重いが、浮いてくるじゃありませんか!
が、寄せてる最中にスッポ抜けた!
コレはおそらく、大型コウイカだったんじゃないかと思う。
もしくは、水〇体。。(笑えん)
そう言えば、トカラのGTは狙い方の一つとして
特殊なアプローチがあるのを思い出した。
通常トッププラグに、
ズビズババコーンと豪快にスプラッシュを上げて
襲ってくるのがGTFの醍醐味でもあるが
トカラの場合、トビウオ漁の網からこぼれ落ちた
弱って沈んでいくトビウオを、GTが狙って喰ってる為
スローシンキングルアーでのアプローチが
ある意味では、定着化している様だ。。
このアプローチに特化した、スローシンキングルアーの一つに
UZU工房の、『梅雨ブギィ』なるアイテムがある。
このルアーの水平フォールに、トカラのGTはギンギンらしい。。
むぅぅ・・ ワシ持ってないよコレ。
トップに出してナンボのGTを
"青森・大間のマグロ"的な狙い方で獲っちゃう感じだ。
ワシの持ち込んだ
テイルウォーク 『GUNZ』、ここじゃ使い物にならん!
フォールスピード早過ぎて、根掛かりしちゃうよ!
沈むの待ってる間、携帯でゲーム出来ないよ!
その後、夕刻まで投げ続けたが
まさかの逆転ホームランなどある訳もなく、、
爆風10mの洗礼まで受けてしまう・・
追い風爆風とは言え、
時々押し寄せる大波に身の危険を感じ
今回釣行、何も釣れないまま強制納竿となった!
でもいいの!短い滞在だったが超満喫した!
だがしかし、コレで終わりではない!
また来るからなトカラ列島!今度は4~5泊したいぜ!
いつの日か、憧れのこの地でGT抱いてやる!
ワシの挑戦は終わらない!
『GWトカラ列島 宝島遠征 番外編』へと、ダラダラ続く。。。
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